今回の節約術のテーマは【いっしょにマイル割】です。
子供が大きくなるにつれて、家族旅行に行く機会は減っていくと思うので、行けるうちに思い出をたくさん作りたいと思っています。
とはいえ、旅行は節約貯金生活の大敵です。
なんとか費用を抑えたいところですが、家族全員分を特典航空券で賄うのはなかなかハードルが高いですよね。
そこで、おすすめなのがANAの「いっしょにマイル割」です。
10,000マイルは必要ですが、お得に飛行機の旅を手にすることができます。
「いっしょにマイル割」を上手に活用して、思い出を作りましょう。
目次
いっしょにマイル割とは?
10,000マイル利用で、申込者本人は無料・同行者は割安運賃で往復できるサービスです。
- 同行者が必ず必要となる
- 同行者は最大3名まで
- 予約販売の期間はANAが指定する発売日から搭乗前日まで
- 予約日に運賃の支払いが必要となる
- 支払い後の予約の変更はできない
- マイル積算は同行者のみに対して75%
- 申込者本人が同行者全員分の搭乗手続きをする必要がある
- スキップサービスが利用できない
- 利用できない期間(年末年始・お盆)がある
年末年始:2018年12月21日~2019年1月6日
お盆:2019年8月2日~2019年8月18日
いっしょにマイル割運賃と各種運賃の比較
ANAを利用して春休みに家族3人で羽田から沖縄に旅行を想定した場合の運賃を比較します。
【運賃比較条件】
・2018年12月27日実施
・日程 2019年3月22日(金)~3月24日(日)
・人数 大人2人、小児1人
・路線 羽田ー那覇
・比較対象(フレックスD、スーパーバリュー75、特典航空券、いっしょにマイル割)
※1マイルは2円として換算して比較します。
ANAの運賃比較結果はこちらです。
※シーズンや路線で異なってくると思いますので、いっしょにマイル割のお得さの目安として参考にしてください。

いっしょにマイル割が一番安く、¥92,000でした。
現金の持ち出し額としては¥72,000で家族3人往復できます。
フレックス運賃との比較
普通運賃のことです。
空席予測数に基づいてA~Dの4種類の運賃設定があります。
空席予測数は時々刻々と変化するため、予約のタイミングにより値段が異なります。
空席が少なくなるにつれてD→C→B→Aになり、運賃が高くなります。
羽田ー那覇のフレックスD(ピーク)の片道運賃は¥45,400円+施設利用料¥290円です。
フレックスDでの3人往復の合計運賃は¥274,140でいっしょにマイル割より約18万円も高いです。
スーパーバリュー運賃との比較
以前で言う旅割です。
予約期限が75日前、55日前、45日前、28日前、21日前の4種類の運賃設定があります。
羽田ー那覇のスーパーバリュー75の運賃はこちらです。
便ごとに運賃が異なっています。

現地に早く行きたいので、往路はANA461便で運賃は¥19,390円です。

現地にできるだけ長くいたいので、復路はANA478便で運賃は¥17,590円です。
スーパーバリュー75での3人往復の合計運賃は¥110,940でフレックスDに対してかなりお得になっていますが、いっしょにマイル割より約2万円も高いです。
特典航空券運賃との比較
お馴染みのマイルによる無料搭乗特典です。
羽田ー那覇のハイシーズンの必要マイル数は片道10,500マイルです。
現金の持ち出し額としては特典航空券は¥0で最も優秀ですが、3人往復分の63,000マイルを貯めるのはなかなかハードルが高いです。
マイルの価値を2円/1マイルで換算した場合、特典航空券での3人往復の合計運賃は¥126,000でいっしょにマイル割よりも約3万円高くなります。
いっしょにマイル割運賃
一人目は10,000マイルで往復できます。
二人目以降の羽田ー那覇のピークの片道運賃は¥18,000円です。
いっしょにマイル割での3人往復の合計運賃は¥92,000で各種運賃との比較で最も安い価格となっています。
いっしょにマイル割は必要マイルも10,000マイルと現実的なので、価格ポテンシャルの高いサービスであることがわかって頂けたかと思います。
子供達が休みになる期間では、いっしょにマイル割は大人気のようです。
いっしょにマイル割を利用する場合は、早めの予約を心掛けましょう。
2019年3月18日(月)~24日(日)のいっしょにマイル割の予約状況(2018年12月27日現在)です。
3カ月前にも関わらず既に満席です。

2019年3月11日(月)~17日(日)のいっしょにマイル割の予約状況(2018年12月27日現在)です。
春休み期間でなければ、席には余裕があります。

いっしょにマイル割の予約内容変更時の注意点
キャンセル
いっしょのマイル割の予約をキャンセルする場合は取消手数料が必要になります。
- 申込者本人10,000マイル(マイルの払い戻しはありません)
- 同行者 購入手続き後~出発時刻前の解約:運賃の約50%相当額 出発時刻以降の解約:全額(運賃の払い戻しはありません)
便の変更
いっしょにマイル割の予約便の変更はできません。
便を変更する場合は、予約している便はキャンセルして、別途予約をし直す必要があるため、取消手数料がかかります。
人数変更(同行者追加)
いっしょにマイル割の同行者の追加はできません。
追加する方は他の運賃形態で予約する必要があります。
人数変更(同行者解約)
いっしょにマイル割の同行者の解約は解約される方のみ取消手数料がかかります。
同行者が一人もいなくなる場合は、いっしょにマイル割はキャンセルとなり、全員分の取消手数料がかかります。
人数変更(申込者解約)
いっしょにマイル割の申込者の解約はいっしょにマイル割はキャンセルとなり、全員分の取消手数料がかかります。
マイルの貯め方
なまけものはANAJCBカードでマイルを貯めています。
電気・ガス・携帯・食費・ネットショッピングの決済に使用し、支払い額としては10万円/月くらいです。
獲得できるマイルは12,000/年と弱小マイラーです。
今後はポイントサイトを利用してマイラーのレベルをあげていこうと思います。
おすすめのマイル獲得方法の一つとしてハピタスモニターの実力がすごい!外食一回で東京大阪間の特典マイル相当のポイント獲得!に記事がありますので、興味のある方はご覧ください。

まとめ
飛行機で旅行する場合は、いっしょにマイル割の適用を検討し、早めの予約を心掛けましょう。
娯楽費節約アクション
- いっしょにマイル割でマイルの有効活用と同乗者の運賃を節約する。
- 娯楽費節約メリット 40,000円
(いっしょにマイル割で羽田ー沖縄ハイシーズンに家族3人で旅行、対スーパーバリュー75運賃比)