今回の収入アップテーマは【ソーシャルレンディング】です。
節約したお金に働いてもらって資産を増やす手段として、利回りの良いソーシャルレンディングに注目しています。
分配金を獲得し続けるためには、デフォルトや不祥事に巻き込まれないことが大切です。
信頼できる事業者選びが重要になります。
今回は実際に投資しているソーシャルレンディング事業者のFunds(ファンズ)について紹介します。
目次
Funds(ファンズ)とは?
株式会社クラウドポートが運営する貸付ファンドのオンラインマーケットです。
代表取締役は藤田雄一郎さんです。
藤田さんは株式会社サイバーエージェントに入社され、2007年にマーケティング支援企業を創業。
2013年にはクラウドバンクの立ち上げに参画されています。
2016年にソーシャルレンディングの情報サイト運営の株式会社クラウドポートを創業。
2019年ソーシャルレンディングFunds(ファンズ)を開始しました。
ソーシャルレンディングに関する情報に精通していて実績もある藤田さんが始めるソーシャルレンディング事業ですので、信頼度は高いのでは期待しています。
なお、Funds(ファンズ)を開始するにあたり、ソーシャルレンディングの情報サイト事業は情報の中立性のため、株式会社ZUUに事業譲渡されました。
Funds(ファンズ)のメリット・安心点
出資先が監査を受けている企業
クラウドポートが設定する基準をクリアしたファンド組成企業に出資します。
ファンド組成企業は上場企業やベンチャーキャピタルから出資を受けている企業です。
- 上場企業やVCから出資を受けている等、監査を受けている企業が対象
- ファンド組成企業や借り手企業に対する投資適格審査
- ファンド毎に投資対象として適切であるか総合的に審査
2019年3月現在のファンド組成企業は、アイフル株式会社・株式会社デュアルタップ・LENDY Funding 株式会社・フィル・カンパニーです。
ファンド組成企業は続々追加予定とのことです。
空中店舗を手掛けるフィル・カンパニーに大注目しています。
フィル・カンパニーは5期連続増収増益で2018年11月期の売上高は前期比160.6%の成長企業で、日本郵政グループとも提携しています。
コインパーキングの頭上空間に店舗を構える空中店舗がオリジナリティで、表面利回り平均20.3%(2013年12⽉〜2018年5⽉竣⼯分)と高い利回りを実現しているのが特徴です。
フィル・カンパニー第1弾ファンドは2019/3/27に予定利回り3.0%で募集されましたが、即刻募集金額に達し、買えませんでした。
分配の説明がしっかりしている
ファンド毎にケーススタディの説明があります。
フィル・カンパニー第1弾ファンドの分配の仕組みはこのようになっていました。

不動産事業の投資回収がうまくいかなかった場合でも、
借り手企業であるTrophy社がファンド組成企業のフィルまちづくりファンディング社が借入金の返済を行うことができれば、
元本は欠損しません。
借り手の全財産が借入金の返済原資になるリコースローンであることもFunds(ファンズ)魅力です。
事業がうまくいかなかったとしても、借り手企業が健全であれば、出資金は戻ってきます。
また、このファンドの場合、連帯保証の設定がありました。
借り手企業であるTrophy社がデフォルトした場合でも、
連帯保証企業であるフィル・カンパニー社とセントロ社がデフォルトしなければ、
元本は欠損しません。
ファンド組成企業であるフィルまちづくりファンディング社がデフォルトした場合は元本は欠損となります。
分配の仕組をきちんと確認して、自分が納得ができるファンドを探しましょう。
1円単位で買える
1万円単位の事業者が多い中、1円単位で購入することができます。
分配金は再投資時に重宝します。
Funds(ファンズ)のリスク・注意点
利回りは低い
いままでの募集ファンドの予定利回りは1.8~6%です。
他の事業者にはもっと利回りが高いところがあるので、利回りだけでみると低いです。
高利回りとリスクは背反なので、利回りは低いけどリスクはなるべく取りたくない人向けになります。
人気過ぎて投資できない
募集ファンドが少ないこともありますが、募集開始後すぐに募集金額に達してしまいます。
計画的に購入できないのが、難点です。
- 利回り1.5~6%程度
- 出資先が監査を受けている企業
- リコースローン
- 販売手数料無料
- 1円から投資可能
投資実績
利回り3.0%のファンドにようやく投資できました。
・2019年7月のリースバック事業ファンド(利回り3.0%)を60,000円分購入

まとめ
大人気のFunds(ファンズ)について紹介しました。
まだまだ募集ファンドも少なく、計画通り買えないのが難点ですが、継続してウォッチすべき事業者だと思います。
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