今回の収入アップテーマは【ベトナム株投資】です。
早期リタイアを夢見て、2006年からベトナム株に投資しています。
ベトナムはポスト中国の候補として、2006年当時から注目されていました。
投資した直後は順調に上がっていきましたが、2008年のリーマンショックで暴落し、その後数年は鳴かず飛ばずでした。
経済発展を背景に、2016年から徐々にベトナム株式は回復していき、株価は着実に底値を切り上げてきています。
まだまだ損益はマイナス圏ですが、昔の日本のように高度成長すればと淡い期待を抱いています。
実際に投資している銘柄や投資方法について紹介しますので、興味がある方は参考にしてください。
目次
ベトナムの基本情報
ベトナムの基本情報を簡単に紹介します。
越統計総局(2017年)のデータを参照しています。
・人口 約9,370万人
・首都 ハノイ
・通貨 ベトナムドン
・経済成長率 6.81%
・物価上昇率 3.53%
・GDP 約2,235億米ドル
・ベトナム株式時価総額 約15.5兆円(2019/3)
バフェット指数と呼ばれる株式時価総額/GDPは65%です。
日本やアメリカは100%を超えていますので、バフェット指数的には割安だと思います。
GDPが増えていけば、割安の度合いが高まりますので、自然と株価は上昇すると思います。
ベトナム株の買い方
サイゴン証券(ベトナムの証券会社)
おすすめ銘柄でも紹介しますが、サイゴン証券に口座を開けば、
ベトナム株を購入することができます。
なまけものは2006年にベトナムに行って、口座を開きましたが、おすすめはしません。
理由は、日本の証券会社でベトナム株が購入できるようになったからです。
手数料が日本の証券会社に対して安いですが、頻繁に売買するわけではありませんのでメリットは少ないです。
確定申告に必要な取引情報や配当情報も自分でまとめなければなりません。
今から始めるなら選択はしないです。
ベトナム株口座の状況確認のため、2016年に10年ぶりにサイゴン証券(ホーチミン)を訪問しました。

相変わらずバイクが多かったですが、日本車もたくさん走っていました。

高層ビルもあります。

デパートではBMWが展示されていました。

SBI証券
SBI証券ではベトナム株をインターネットで購入することができます。
ホーチミン証券取引所とハノイ証券取引所に上場する企業の中で、SBI証券が選定した銘柄を売買可能で、2019年3月現在300銘柄を超えています。
NISA口座も選択可能で、NISA投資可能枠の範囲内で買付可能です。
・取引方法 インターネットおよび電話
・対象銘柄 SBI証券選定銘柄
・取引手数料(インターネット注文) 約定代金の2.2%
・取引手数料(電話注文)約定代金の2.926%
・管理手数料 無料
・提供情報 ウィークリーレポート(毎週月曜日)
岩井コスモ証券
岩井コスモ証券でもベトナム株を購入することができます。
ホーチミン証券取引所とハノイ証券取引所に上場の全銘柄を取引することができます。
・取引方法 電話および店頭
・対象銘柄 ホーチミン証券取引所とハノイ証券取引所の全上場銘柄
・手数料 約定代金の2.2%
・管理手数料 無料
・提供情報 オリジナル個別銘柄の紹介(随時更新)
株式分割や株式配当があった場合に売買単位未満株が発生した場合、手数料無料で端数株は売却され、口座に入金してくれるそうです。
証券会社特徴比較(SBI証券・岩井コスモ証券)
SBI証券 | 岩井コスモ証券 | |
取引方法 | インターネットおよび電話 | 電話および店頭 |
手数料(インターネット) | 約定代金の2.2% | - |
手数料(電話) | 約定代金の2.926% | 約定代金の2.2% |
手数料(店頭) | - | 約定代金の2.2% |
最低手数料 | 約6,600円※1円=200ベトナム(1,320,000ベトナムドン) | 5,500円 |
対象銘柄 | SBI証券選定銘柄 | 全銘柄 |
ベトナム株おすすめ銘柄
ベトナム株のおすすめ銘柄を紹介します。
なまけものが保有している銘柄(2019年1月現在)はこちら↓

サイゴン証券から送られてくる保有銘柄状況レポートです。
評価額(2019年1月現在の株価)のグラフを作成してみました。
200ベトナムドン=1円で換算しています。

ベトナムの発展に伴って、株価は上昇していくと思いますので長期投資スタンスです。
新興国のため、余裕資金で投資しています。
早期リタイアは出来なくとも、年金の足しにはなるのではと期待しています。
投資している銘柄の中で、期待しているおすすめ銘柄を紹介します。
ホアファット鉄鋼(HPG)
鉄は国家なりと言われますが、経済発展の勢いと粗鋼の生産量は相関が強いと思われます。
2018年の粗鋼生産量首位は中国で、ベトナムは17位です。
ホアファット鉄鋼は時価総額3,000億円を超える大手鉄鋼メーカーで、新日鉄をイメージしています。
2012年から2017年の5年間で売上高は3倍に増えています。
ベトナムの発展が続けば、鋼の需要が続き、成長が期待できます。
・評価額 1,903,848円(2019年1月現在)
・配当金 0円(2018年受取額合計)
400%の上昇でベトナム株資産の増加に寄与してくれたHPGを一部売却しました。詳しくは【ベトナム株報告】400%上昇したHPG(ホアファット鉄鋼)を一部売却をご覧ください。

ダットサイングループ(DXG)
不動産業も経済発展の恩恵を受ける業種だと思います。
ダットサイングループは時価総額300億円の不動産会社です。
ベトナム株不動産銘柄時価総額上位10社(2020年2月現在)の中で、相対的に高い利益を出しています。
2011年から増益を続けています。
今後の爆発力に期待して2020年2月に新規購入しました。詳しくは【ベトナム株報告】不動産業のDXG(ダットサイングループ)を新規購入をご覧ください。

サイゴン証券(SSI)
経済が発展していけば、株価は上昇し、証券会社も持ち株資産上昇や売買活況による手数料収入増などの恩恵を受けます。
サイゴン証券は時価総額700億円の大手証券会社で、野村証券をイメージしています。
ベトナム株式は2016年から回復してきており、サイゴン証券は2017年に過去最高益を出しています。
なまけものはサイゴン証券でベトナム株を購入しています。
・評価額 668,804円(2019年1月現在)
・配当金 23,929円(2018年受取額合計)
ベトナム株最新保有状況(2021年1月更新)について知りたい方は【ベトナム株報告】2020年は56%増で大台1000万円突破(2021年1月現在)も参考にして下さい。

まとめ(ベトナム株の買い方、証券会社)
ベトナム株の購入方法やおすすめ銘柄について紹介しました。
・日本の証券会社ではSBI証券か岩井コスモ証券で購入可能。
・インターネット取引をしたい人はSBI証券がおすすめ。
・全銘柄の中から銘柄を選択したい人は岩井コスモ証券がおすすめ。
・鉄の需要増で売上増加が見込めるホアファット鉄鋼がおすすめ銘柄。
・ベトナム株式の回復で恩恵をうけるSSI証券がおすすめ銘柄。
・新興国なので、余裕資金で夢を見ましょう。
ベトナム株の2019年配当金については【ベトナム株報告】2019年の配当金、利回りは3.2%で211,669円でした。も参考にして下さい。

ベトナム株の配当推移についてはベトナム株所有銘柄の配当金推移も参考にして下さい。

ベトナム株を含む不労所得の作り方に関する記事もセミリタイアへの第一歩、不労所得月5万円の作り方も参考にして下さい。

【ベトナム株報告】2020年の保有銘柄評価額、2019年は製造業が上昇
【ベトナム株報告】400%上昇したHPG(ホアファット鉄鋼)を一部売却
【ベトナム株報告】2019年の配当金、利回りは3.2%で211,669円でした。