今回の収入アップテーマは【不労所得】です。
毎月の節約金額の一部を投資に回し、安定的な不労所得の構築を目指しています。
節約のモチベーションにもつながり一石二鳥です。
不労所得が支出を上回れば、働かなくてもよくなります。
サラリーマンではコツコツと時間を掛けていくしかないですが、考えて実行しないといつまでも不労所得は作れません。
会社を辞めるための第1ステップとして、月5万円の不労所得を得ることを目標にしています。
30代で実現したい目標です。
この記事ではセミリタイアのための武器となる月5万円の不労所得を得るための手段を紹介しています。
不労所得に興味がある人は参考にしてください。
目次
不労所得とは?
不労所得とは労働しなくても得られる所得です。
不労所得で月のキャッシュフローをプラスにできれば、労働から解放されますし、労働していたとしても生活に余裕ができます。
肉体的にも精神的にも楽になることは間違いありません。
不労所得を獲得するにはお金がお金を生む仕組みを作るだけです。
- 節約と収入アップによりお金を貯める
- 貯めたお金を投資し、不労所得を得る
- 不労所得を再投資し、不労所得を増やす
時間はかかりますが、コツコツと積み重ねていけば、不労所得は構築できます。
出来ることから少しずつ始め、不労所得を成長させましょう。
成長させるには時間が必要なので、20代からいかに早く着手するかがポイントです。
不労所得構築の必要性については不労所得構築は会社を辞めたいだけの理由ではないも参考にして下さい。

セミリタイアへ向けた不労所得構築プラン
40代でのセミリタイアをするためのステップです。
・ステップ1 不労所得月5万円を作る
・ステップ2 不動産投資、不労所得月5万円でローンを返済
・ステップ3 不動産投資を拡大(不労所得で返済できる範囲で)
・ステップ4 不労所得月30万円を超えたら、セミリタイア
いきなり、ステップ2の不動産投資を実践する勇気が自分にはありません。
ローンを給与所得から払うと、働けなくなったり、残業代が少なくなった場合に対応できなくなる可能性があるからです。
不労所得月5万円の武器を手にすることから始めます。
期間は10年。
長いと感じるかもしれませんが、毎月5万円なにもしなくても手に入る権利を無理せず手に入れるためには10年間は必要だと思います。
国民年金の平均支給年額は66万円です。
10年で月5万円の不労所得が構築できたら、年間60万円。
年金とほぼ同額の不労所得が手に入るのはデカいです。
早期リタイアをしないとしても、生活のやりくりの幅が広がります。
・沖縄に年1回家族旅行に行く
・月1回の焼肉を食べに行く
・子供の習い事を増やせる
・洋服を新調する
・車の維持費(整備・税金・保険)に充てる
・パートを週1日減らせる
・老後の生活の備える
・さらなる不労所得を作るため投資をする
おすすめする不労所得の作り方
色々と試してみましたが、配当収入が現実的です。
王道ですが、株式配当やリートの分配金です。
1500万円を利回り4%に投資すれば、月5万円の不労所得が作れます。
毎月10万円を利回り4%に投資し、配当金も再投資し続けると10年後1477万円になります。

1500万円は大金ですが、10年という時間を味方につければ達成できる額だと思います。
また、10年間という時間をかけることで、情勢の変化や銘柄等を自然と分散できるのでリスクは少なくなると思います。
20代は給料が低く、毎月10万円は難しいかもしれません。
車の購入や旅行もしたいと思います。
ボーナスなどで補填しながら、毎月10万円は無理でも、なるべく若い時代からスタートすることが大事なのです。
投資に回すお金を多くするためには支出を抑えることが有効です。
例えば、飲み物を節約するだけでも10年で100万円も捻出できます。

無理しない範囲で、不労所得の構築を進めましょう。
・1500万円を利回り4%のポートフォリオを目指す
・毎月10万円を利回り4%に配当金を含めて再投資を10年続ける
・毎月10万円は無理でも、なるべく若い時代からスタートする
・投資に回すお金を多くするため、支出を抑えるアイデアも考える
株式配当
株の利益には株価の値上がりによるキャピタルゲインと配当によるインカムゲインがあります。
不労という観点だと、株を所有しているだけでいい配当収入が不労所得にあたります。
例えば、配当5%の株を100万円分所有している場合、年間5万円の不労所得を得ることができます。
日本株の他に増配志向の米国株、経済成長が期待できるベトナム株に投資しています。
日本株投資
高配当銘柄を中心に、日本株に投資をしています。
配当目的なので、値動きの少ない銘柄を選び、少しずつ増やしながら長期保有の方針です。
2020年1月時点の投資額は1,470,500円です。
配当予定金額は63,600円(配当利回り4.3%)です。
米国株投資
増配銘柄が多いことと分散投資の目的で、米国株に投資をしています。
ポートフォリオにおける米国株の割合を増やしていきたいのですが、株価上昇が続いていて買いづらい状況です。
押し目を狙いながら、徐々に持ち株を増やしていきたいです。
2020年1月時点の投資額は95,920円です。
配当予定金額は2,685円(配当利回り2.8%)です。
※1ドル110円で換算しています。
米国株について興味がある方は米国株のお得な買い方、為替手数料を安くする購入方法も参考にしてください。

ベトナム株投資(新興国株投資)
キャピタルゲインも狙いたい人は新興国株も検討してもいいかもしれません。
2006年からベトナム現地の証券会社に口座を開いて、ベトナム株に投資をしています。
人口バランス・勤勉な性格・海に面している等を理由に、新興国の中でベトナムに一番期待しています。
バフェット指数と呼ばれる株式時価総額/GDPは65%で、100%を超えている日本やアメリカに対して割安です。
経済成長してGDPが増えていけば、株価が上昇する可能性が高いと思います。
ただし、インフレや政局が安定しないなどのリスクもありますので、投資額は慎重に検討しましょう。
2020年1月の持ち株評価額は6,540,455円です。
2019年に受け取った配当金額は211,668円(配当利回り3.2%)でした。
ベトナム株最新保有状況(2020年1月更新)についてもっと知りたい方は【ベトナム株報告】2020年の保有銘柄評価額、2019年は製造業が上昇も参考にして下さい。



リート(REIT)配当
リート(REIT)とは投資家から集めた資金で不動産やホテルに投資し、そこから得た賃貸料収入やホテル収益や売買益を原資として投資者に配当する金融商品です。
株に対して値動きが緩やかなので精神的に楽です。
いきなり、不動産投資をするのは敷居が高いので、リート(REIT)に投資しています。
2020年2月時点の評価額は\6,099,500円です。
分配金予定金額は318,766円(配当利回り5.2%)です。
リートの2020年予定分配金は30万円到達の見込みです。興味がある方は【リート報告】分配金30万円に到達、新型コロナの影響は?(2020年2月)をご覧ください。

その他の不労所得の作り方
おすすめ以外でも不労所得を得るための手段は沢山あります。
投資が高額であったり、初期の労力が必要であったり、簡単には始めることが出来ない不労所得の獲得手段ですが、必要に応じて検討する価値はあります。
不動産経営
アパート等を購入し、入居者からの家賃収入で投資額を回収します。
2,000万円の物件で利回り10%だとすると、年間200万円の不労所得になります。
現金を持っていない場合は、融資が必要で、金利分利回りは悪くなります。
空室や修繕費なども掛かるので、投資額回収から利益に転じるまで時間が掛かります。
投資額もリスクも大きいので、豊富な余裕資金がある上級者向けの案件です。
貸し会議室経営
マンションの一室等のスペースを借り、時間単位で会議場所を提供し、徴収する利用料が収入です。
会議室の管理や予約システムは業者におまかせできるので、部屋の契約や備品を準備をした後は、基本はほったらかしです。
1時間500円が利用料だとして、1日12時間の稼働率50%で6時間利用されたとすると、1日3,000円の売り上げとなります。
家賃が50,000円、業者の手数料は売り上げの30%程度の場合、月間13,000円の不労所得になります。
敷金礼金等や机やプロジェクタなどの初期投資は50万円位だとすると、うまくいけば3~4年間後位から利益に転じます。
立地や物件の選定が難しく、不動産経営よりも投資金額が少ないので競合も増えてくるリスクもあると思いますが、
会議室の需要がある場所を見つけられれば、不労所得として爆発力も秘めています。
FX自動売買
為替を安いところで買って高いところで売ることができれば、差益の売買収入を得ることができます。
24時間取引可能なので、実力があれば短期間で資産を増やしていくことができます。
反面、値動きを監視するのは重労働ですし、精神的にもつらいです。
大きな損失を出した過去もあり、現在、自分では取引をしていません。

不労の観点では、システムが自動で売買してくれる自動売買サービスがあります。
自動売買サービスは各証券会社から提供されており、インヴァスト証券のトライオートFXを少額で利用してします。
トライオートFXは自動売買プログラムがリスト化されていて、リターン順、バランス順、低リスク順に並び替えて選ぶことができますので、自動売買初心者でもわかり易いです。
リターン順1位のコアレンジャー豪ドル/NZドルは2017年1月~の約2年間で80%の収益をあげてます。
35万円入金し、収益率が魅力のコアレンジャー豪ドル/NZドルを3000枚単位の自動売買を始めました。(2019年1月)
2019年の1年間でトータル1万円ほどの利益がでました。
貯金をかき集めればもっと入金できますが、FXは元金を失うリスクもあるので、売買枚数は欲張らないことがポイントです。
収益があがってもすぐには売買枚数は増やさず、証拠金の積み上げて継続的な安定収入に繋がればと思っています。
FX自動売買は不労所得獲得のおまけ的な位置づけで、投資額はなくなってもいいという心構えで投資しています。
ソーシャルレンディング分配金
事業者に融資し、事業の利益を還元してもらうマッチング型のファンド商品で、分配金が収入です。
太陽光発電・不動産事業の商品もあるので、実際にやろうとすると敷居が高い事業への投資を少ない資金で間接的に始めることができます。
事業の失敗などで投資したお金が返ってこないデフォルトのリスクはありますが、利回り5%以上がごろごろしているソーシャルレンディングの利回りは魅力的です。
利回り6%の案件に100万円投資すると、年間6万円の不労所得になります。
10%に及ぶ高利回り案件の取扱いはないですが、担保や保証を重視しているクラウドバンクやFundsで投資しています。
2019年は30万円を運用し、1年間でトータル7,000円ほどの分配金を得ました。
メリットも多いソーシャルレンディング投資ですが、実際に投資してみて卒業を決意しました。詳細についてはソーシャルレンディング投資を卒業する3つの理由を参考にしてください。

太陽光発電
日当たりのよい土地に太陽光パネルを敷き詰め、発電した電力を電力会社に買い取ってもらい、売電収入で投資額を回収します。
売電の単価は固定価格買取制度で20年間保障されています。
買取価格は年々下がってきていますが、太陽光パネルなどの設備費用も下がってきているので、利回り10%以上の物件もあります。
1,000万円の物件で利回り10%だとすると、年間100万円の不労所得になります。
ただし、ローンは受けづらいので、資金がないと始めることができません。
固定買取の20年以降の採算や処分費などが不透明なため、上級者向けの案件です。
コインランドリー経営
夫婦共働きが多い現代、家事の中で負担が大きい洗濯をコインランドリーで乾燥までまとめて行う人も多いのではないでしょうか。
布団丸洗いや靴用の乾燥機もあり、需要も高い気がします。
清掃くらいの労力で済むので、立地さえよければ、儲かりそうな気がしていつかはチャレンジしたいと思っていました。
しかし、強力なライバルが参入してきます。
ファミリーマートがコンビニ併設のコインランドリーを展開することを発表し、2019年度末までに300店舗を目標にしているとのことです。
個人でやっていくには厳しい時代になっていくでしょう。
自動販売機
自動販売機の設置場所の提供と電気代だけの負担で、商品の補充や清掃はすべて業者にお任せで労力はかかりません。
一本あたり20円ほどの収入が得られるので、電気代が月4,000だとすると月200本以上売れた場合が不労所得となります。
不動産経営やコインランドリー経営のサイド収入や利用者へのサービス向上としてはいいかもしれません。
ガチャガチャ
娘はガチャガチャを見つけるとやるまで離れません。
ショッピングセンターに行くたびにせがまれて、しょうがなくやってしまう人も多いと思います。
ガチャガチャはどのくらい儲かるのでしょうか。
調べてみると、売り上げに対して、商品の仕入れ価格は70%、場所代として20%程度経費が掛かります。
手取りは売り上げの10%程度のようです。
月30,000円売り上げられれば、月3,000円の不労所得となります。
賞味期限もなくや電気代もかからないので、魅力的な案件ですが、置いてくれる店との交渉が大変そうです。
現状の不労所得額(2020年1月現在)
現在集計中ですが、不労所得は月3万円程度です。
まとめ
節約を実践して貯めたお金を投資し、不労所得を構築しよう。
・1500万円を利回り4%のポートフォリオを目指す
・毎月10万円を利回り4%に配当金を含めて再投資を10年続ける
・毎月10万円は無理でも、なるべく若い時代からスタートする
・投資に回すお金を多くするため、支出を抑えるアイデアも考える
ソーシャルレンディングの特徴と注意点を理解してリスクを抑えながら資産を増やす
ソーシャルレンディング業者はどこがいいのか?実践で見えてきたおすすめ特徴比較
クラウドバンクのおすすめポイントは利回りが高く投資案件が多いこと
Funds(ファンズ)はリスクが少なそうでおすすめだけど人気過ぎて買えないのが難点